No.4

映画、テレビやDVDなど、映像によるエンターテインメントが氾濫しています。
刺激を受ける強さは、視覚が70%を占めると言われているのですから、当世としては当然のことといえましょう。

それならば音だけだったらどうでしょうか。
ラジオドラマを聞いているだけでも、充分に内容が伝わってきますね。刺激を受ける範囲が広くなるからなのです。

もし音も無いとしたらどうでしょう。
小説を読んでいる時は映像も音もありません。でも、刺激はより深くなるのです。
それは何故でしょうか。想像力がはたらくからですね。
同じ場面でも、映像は演出者によって選ばれ、固定化したものを見せられてしまうのに対して、読書は読む人の思考や経験によって、数多くの異なるシーンになるばかりではなく、それぞれの人の内においてさえ、時間とともに変化するのです。

皆さんは映像の強さや華やかさに惑わされていませんか。
せっかくもっているはずの「SOUZOU」力をスポイルされていませんか。
音楽する人は、その強さ、広さ、深さの次元について、考えてみたいものですね。

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