NO 260 New

いよいよ8月。
上の絵のように弘前ネプタ祭りが始まります。
1日から6日まで、
毎夕メインロードを60台以上の大型ネプタが練り歩きます。
前面は勇壮な武者絵、うしろはおくりで美女絵です。
囃子には出陣の行進、停止(休み)、帰り、の3種類があり、
それぞれ太鼓のリズムと笛の音律が違います。
幼い頃ともに参加し、7日の朝には岩木川に流しにいったものです。

恩師、木村繁先生の合唱曲集「津軽の旋律」のなかでは、
「ねぷた」と「ねぷた流し」(いずれも混声)があります。

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NO 259

「弘前桜の園音楽協会」設立

これに伴いまして、Kーミュージックラボ主催の
未来コンサート(ジョイントリサイタルと弘前桜の園作曲コンクール)の主催は
上記団体へ移管することとなりました。
長年お世話になりました、多くの方々に深く感謝致しますとともに
今後、「弘前桜の園音楽協会」につきましても、
かわらぬご指導、ご鞭撻のはど宜しくお願い申し上げます。

(尚、ホームページにつきましては、従来のとうり、K-ミュージックラボをご覧ください)

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NO 258

令和は英語にすると
Beautiful Harmony.

音楽しているものは原初からそれを目指し、今、さらにそう願っています。
そしてそれは人間そのものにも大切なことではないでしょうかか。

いろいろな事件が起こっています。
あらためて令和を問いなおしたいものです。
まずは音楽の力で・・・。

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NO 257

令和元年・・・

これから芸術、文化が美しく花開くことでしょう。
しかし、また、地震、噴火なども目覚めるかも。
いずれにしても
人の心を大切にするような日々であって欲しいものです。

未来コンート無事成功裡におわりました。
ありがとうございました。

私は、あとが無くなってきたけれど
新しい気持ちで、次の一歩を踏み出そうとおもっていますので、
宜しくお願いします。
SF小説「青の幻想」、陸奥新報紙で連載中・・・読んでみてくださいね。
そして
皆様も隆盛でありますように!

川村昇一郎 啓白

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NO 256

第22回未来コンサート
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近づいてきました。
ぜひお運びください。

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第15回記念演奏会

15回定演スリル満点でしたが無事終了しました。
おいでになってくれた方々に心から感謝致します。
15回陸奥新報
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第15回定期演奏会

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おいで頂き大変ありがとうございました。
また頑張ります。

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No 255

今回から、巻頭言を再開します。

何事も一生懸命やっているうちに、いつの間にか時間がたっているものですね。
15回になりました。
皆様のご支援の賜と感謝しつつ頑張ります。

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歌う会・・・懐かしい響きです。
楽しく歌って健康に・・・で順調に進んでいます。
おいでくださいね。

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NO 254

エピローグ

一時の喧噪が過ぎて、編集部には、つかの間の怠惰な時間が流れていた。
「なかなかいい出来やな」
大きな信楽の灰皿の、盛り上がった吸い殻の上に、
さらに灰を積み上げながら、
刷り上がったばかりの、
月間GOO特集号のページをめくっていた岡田が言った。
恂子と深雪、そして取材中のスポーツ娯楽担当記者をのぞいた全員が、
岡田のデスクの周りに集まってきた。
特に目を引くのは、蝶の形に浮かび上がった陸塊群と、
火柱を噴き上げて今正に沈み込もうとする、ネオムー帝国最期の姿である。
一方は優雅で美しく希望に満ち、
もう一方は凶暴な激しさの中に、言いようのない悲哀を漂わせていた。

「すごいわね、どうしてこんなアングルから写真が撮れるのかしら」
深雪が感動したように言った。
「それに、激しさのなかにも、心をうつ情感がにじみ出ているわ」
恂子が付け加える。
「藤守良にとっては、すべてが命をもっているのだ。
そのものの生の息吹をフィルムに感光させているのだ」
岡田が解説する。
「社をやめたら、もう良ちゃんには会えなくなりますね」
深雪がしみじみと言った。
「フフフ、お前は、きっと又、良に会うことになるだろうよ」
岡田にしては、珍しく饒舌である。
「あのネオムー帝国が、こうもあっさり滅びるとは考えもしませんでした」
「おごれる者は久しからずさ」
小山の言葉に大川がすぐに反応する。
「しかし、天の羽衣教団は、
苦しみからの解放と、人類の平和を、その教義にしていたんですよ」
「それぞれが良いと思ってしたことでも、悪を生むことがあるのだよ」
岡田の言葉が合図のように、
各自、自分の席に戻り始めた時、
扉が開いてスポーツ娯楽担当の連中が、ドヤドヤと入ってきた。

10

「おどろいたなぁ、ぶっちぎりだぜ」
「ほんとだ、青森の阿部が優勝するとは、まったく予想外だった」
相変わらず大きな声だ。
「雀聖戦決勝が終わったのね」
深雪が言った。
(阿部は覚醒したのだ)
岡田が机に両脚をあげながら、チラリと恂子を見た。
(良ちゃんもですね)
(そうだ、そして今に深雪もな)
(仲間が増えているのですね)
(そして皆お前に注目するだろう。
お前は人類の夢なのだ。新しい夜明けをつくるのだ)
「新しい夜明け・・・」
思わず恂子は声をだした。
手が腹部に触れていた。

電話が鳴る。
岡田は、やおら両脚を下ろし、受話器を取る。
「そうか、やはりな」
小さい声が聞こえた。
デスクの山崎を呼んで、何か指示を与えた後、大股に部屋を出て行く。
「仕事だ、仕事!」
突然山崎が怒鳴った。
「んもう、いやになっちゃうわ」
深雪がふくれる。
「リスボンとケープタウンで、
残されたネオムー帝国のビルが崩れ落ちたそうだ。
弥次喜多コンビは、すぐに現地に飛んでくれ」
二人は、はじかれたように立ち上がった。

編集部には再び騒然とした活気が戻り、
岡田のいない机の上で、閉じられた特集号の、水色の表紙が、
赤の題字を主張していた。
”ムーの幻影”
夏の強い陽射しの中であった。

・・・完

(22ヶ月にわたり、ご愛読くださいまして、誠にありがとうございました。
感想などいただければ幸いに思います。
尚、最初から続けてご覧になる場合は、
上部、SF小説「ムーの幻影」をクリックしてください。)

 

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NO 253

エピローグ

”予言の刻”を終えて帰ってきた槙原恂子は、
郵便受けに入っていた封書を見て、思わず声をあげた。
「良ちゃんからだわ}
裏に、シドニーにて、良と書いてある。
部屋に入って封を切った。
写真が入っている。
振り袖を着た恂子の後ろ姿であった。
(おの時のだわ)
前回の予言の刻の会場で、
後ろから閃いたストロボの光を思い出す。
添えられた1枚の便箋にただ1行、
「いつぞやの写真が出来ました」とだけ、
太い大きな文字で書かれている。
だがその余白には、万感の思いが封じ込められていた。
彼はずっと自分の胸に、その写真を持っていたのだ。
恂子の後ろ姿を・・・
恂子はその時、藤守良がそうであったように、
彼のあるべき姿を悟っていた。

写真をしまって机上に目を移す。
そこにも写真があった。
ネオムー帝国の旅立ち以来、
恂子が大切に飾ってきた阿井の姿である。
気がつかないうちに撮られたのか、別の方向を向いている。
いや別のことを考えているのだ。
恂子は、それが何となく自分のことを考えているようで、せつない。
「阿井さん・・・」
想いが宇宙に至り、ひとりでに言葉が出た。
お湯を沸かし紅茶を淹れて、
戸棚にとっておいた手作りのクッキーを添える。
「どうぞ」
恂子は阿井の写真にニッコリ笑って椅子に腰をおろした。

髪の毛がかすかに揺れた。

まるで本当に阿井がいるかのように振る舞っている恂子には、
その時部屋が微妙にゆがんだのに気づくはずもない。
紅茶を一口含むと、初めて”羽衣”で飲んだ懐かしい味がした。
頭の中で弱音の弦がトレモロする。
(どうして・・・)
自然に阿井の写真に目がいった。
「あつ!」
たったいままでそこにあった写真がない。

「久しぶりの味でしょう」
愛しい人の声がささやきかけ、目の前にその姿がにじみ出た。
「・・・」
瞳を大きく見開いて、
目の前の阿井の姿を見つめている恂子は、声もでない。
そんな彼女の目を、やさしくのぞき込んで、
阿井はゆっくりと、自分のためにテーブルに置かれたカップを取りあげる。
「私たちは今、太陽系を離脱しようとしています。
もうすぐスバルへの第1小ワープに入ります。
そうなれば私の時間移動の限界を超えてしまうのです」
「・・・」
恂子は目を見開いているばかりで、まだ声が出ない。

ふと気がついて壁のカレンダーに視線がいく。
5月になっていた。
写真がないのは当然であった。
時間が2ヶ月以上戻っている。
この部屋は彼ら二人と必要な者をのぞいて過去へ転位していたのである。
「最後のお別れに来たのです。もうあまり時間がありません」
阿井は半分ほど飲んだカップを置いた。
二人はどちらからともなく立ち上がっていた。
「・・・ずっとあなとのことを想っていました・・・そしてこれからもずっと・・・」
恂子ははじめて声が出た。
限りなく素直な気持ちの表現であった。
「愛している」
阿井はしっかりと恂子を抱きしめ、
言い尽くすことのできない言葉をくりかえした。
恂子も思いのたけを込めて、阿井の胸にすがった。
その腕がいつの間にか阿井の身体を通り抜けて、
彼女自身の胸を抱いていた。
気がついて机の上を見た。
写真のなかに阿井がいる。
(やっぱりこの時、ほんとうに私のことを想っていたんだわ)
恂子は確信した。
同時に彼女は自分の腹部に新しい生命の鼓動を感じて、
一瞬とまどい、そして自らを強く抱きしめた。

岡田が頭をあげて由美の顔を覗いた。
「どうしたの」
「やはり恂子は、GOOとムーの架け橋になって、
人類を新しく変えることになるようだ」
彼は肩をさすりながら、再び由美の膝の上にに頭をあずけた。
「まだ痛むの」
「ウム、絶対零度の攻撃はきつかったからな・・・」
岡田をまた肩をさすった。

(次回はいよいよ最終回、エピローグ9~10です)

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