No.6

火星が最接近し、次は6万年後でないとその日が来ないというので、マスコミでも 大きく取り上げられました。なるほど私の視力でも赤っぽい姿が見えるのだから、今までにないことです。もっと詳しく見たいと思い、次の日双眼鏡を買ってきました。
また南東の空をのぞき見ろと、
ようやく視野に入ってきた火星は、形こそ大きくなったものの、表面がゆらぎ、ぼけて見えるのです。大気のせいでしょうね、肉眼のほうがよほど美しく、夢があると思いました。
機器を使用して拡大し、細かく調べれば良いというものではありませんんね。

調べ、実験し、証明しなければならない科学の世界は、点の連続による線のようです。でも仮説をたて、実験を繰り返しているうちに、まったく別の新しい発見に結びつくことがあります。
いや大発明、大発見は、むしろそんなことのほうが多いのではないでしょうか。
それはまっすぐ進もうとする科学と、自由に飛び回っている芸術が、
一瞬交叉したと考えられます。
天才はその瞬間に気がつき、
その一点からあらゆる方向に可能性が広がっているのを観るのです。
音楽、特に作曲には、同じことが言えますね。

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