No.22

「何故ト長調はシャープが1個つくの?」これはすぐに答えられる。
「何故これをニ長調というの?」これも大丈夫。
「何故この音をAというの?」
こうなると「そうきめたからだよ」というしかない。
実際、時代やそれぞれのオーケストラによって異なりたくさんのAがあった。
紛らわしいので国際会議でA=440と、ひとまず決めたのですね。
つまり、これらは最初に公理的なものを決めたから説明できることで、
1+1=2だから2+2=4になるのとおなじですね。

それではこれはどうでしょう。
「何故連続8度はいけないの?」「何故長調の第3音を重複してはいけないの?」
これは「そう決まっているからだ」と言うわけにはいきませんね。
なぜなら、長い歴史のなかでその進行や和音が、
そこだけ目立って違和感をおぼえるという感覚が
理論として定着したものだからです。
だから、そんなことを感じない人にとっては、何の意味もありませんが、
西洋音楽を学ぼうとしている人にとっては、
それを聴き分ける耳が大切なのですね。

では「作曲とは何でしょうでしょうか?」
上述のようなことは基礎的なことであり
たとえば、銀河系のなかの太陽系のようなものです
作曲はまず太陽系を知り、
そこから、
危険が待っているかも知れないけれど
あえて、未知の星系を求めていくのです。
「作曲は冒険の旅」なのですね。

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