ヌーベルバーグというのは映像の世界の「新しい波」のことですが
芸術全体に一般化されています。
この「新しい」についてちょと考えてみましょう。
スポーツの新記録のように、今までにない状態になるか、
その状態が継続しているかということが「新しい」の基準です。
だから、また別の「新しい」がでてくると
前の「新しい」は「古い」に変化していまいます。
「新しい」は現在で「古い」は過去であり
「古い」がどんどん多くなっていくのに対し
「新しい」は常にひとつなのですね。
このHPの最初に「新しいことを始めるのはドキドキする」と書きました
ユークリッドからリーマンへ、ニュートンからアインシュタインへ古典派からロマン派へ...
みんなその時は「新しい波」の出現にドキドキしたのでしょうね。
音楽の演奏も現在を紡ぎだした瞬間に次々と過去へ去っていきます。
やり直しやリセットは出来ません。
そう考えてみると、これは人生と同じですね。
人は意識するしないは別としても、誰でも音楽しているのです。
一人ひとりが、60兆もの細胞で奏でていろ交響楽は、
「新しい波」を起こしながら次々と世代を超えて演奏され、
彗星の尾のように「古い」を後方に引いているのです。
すごいと思いませんか。

