「NOといえない日本人」というのがありました。
自分の意に反することを、きっぱりと断れないというわけで、
何となく「それは良くない」というニュアンスがあります。
でも日本の文化はYES・NOで割り切れないものが多く、
そこが魅力のひとつにもなってています。
別の観点からすると、いやで仕方がないけれど、引き受けた仕事が
後の大きな発展につながることが、いくらでもありますね。
だいたい、YESかNOしかないなんてつまらないと思いませんか。
YESーNO。YESxNO。ーNO。ルートNOなんかがあってもいいのです。
YESxNO/2=恋の三角形の面積。なんてのはどうでしょうか?
そのあたりが実生活と芸術のちがいであり、
役にも立たないことをやっていると思うでしょうが、
現在即役立つものを超えたところに芸術はあるのですね。
こう考えてみると最初に書いたように
「NOといえない」などと断じるのは、
とても不遜なことにみえませんか。
世の中には、多くのことを肯定でき、
「いえない」ではなく「いわない」人もいるのです。
音楽にも、全てに共通し、すべてを肯定する、
物理でいう「大統一理論」が予言されます。

