「ねんねば やまがら もうっこァ くらね」
津軽地方に伝わる子守歌です。
高校時代の恩師、木村繁先生が採譜し、
合唱曲にして出版した「津軽の旋律」のなかで、
最も多く歌われ、もっとも心に響く混声合唱曲です。
しかしながら現在「津軽の旋律」は、
弘前でもほとんど歌われなくなってしまいました。
中高生に問いかけても、2,3の曲名すら答えてくれません。
先生は青森高校、弘前高校を始め、
県内で200以上の校歌や社歌などを作曲いていますが、
先生のお名前がかえってこることも又ありません。
グローバルな時代と言われていますが、
たとえば、外国の人に「お国の歌を」とリクエストされた時、
それについて語り、歌ったりすることができるでしょうか。
グローバルな活動をするということは、
その根に自分の故郷をもっているということではないでしょうか。
その意味で、私達は誇りうる文化として、
故郷の歌、日本の歌を歌い継ぎ、
次の世代へと伝えていかなければならないのですね。

