アイスランドで大きな噴火がありました。
噴煙の拡散で、ヨーロッパの主要空港と結ぶ各国の便が、
何日も不通となり、世界中に被害が広まりました。
もともと大西洋海嶺上にある島国なので、
アイスとは名ばかりで、火の国であり、
噴火などは珍しくないのだけれど、今回は大変でした。
いくら科学が発達したといっても、やはり自然には勝てないのですね。
報道によると、
噴煙は風の流れのまま全体に拡散していくのではなく、
まるで障害物を避けるように何本にも枝分かれして、
同緯度なのに、なんでもない所もあるようです。
演奏が客席に浸透するのも同じような気がします。
流れてくる音楽をすべてそのまま受け取る人は皆無といってよいでしょう。
無意識のうちに現在の自分の状態によって取捨選択しているのです。
そのため、ミューズからみると音楽流れの中にに濃淡がうまれ、
所々に穴さえ生じているのでしょうね。
千人の聴衆が1000人ともみな
共通した音楽美を感じるようなものが、
はたして良いのかは別として、
演奏する方としては、出来るだけ行き止まりや、
穴が生じないように心がけたいものです。

