NO107 New

私どもKーミュージックラボが弘前市の後援をいただき
開催してきた「未来コンサート」は
4月29日をもって第15回記念となりました。

その間、ともすれば、演奏分野に偏り勝ちになることを避け、
「弘前桜の園作曲コンクール」を立ち上げて、
こちらは第10回記念となったのです。

これにより、より、総合的な若い芽の音楽支援コンサートとなり、
このコンサート出身のひとたちが、
作曲、声楽、器楽、各分野で活躍しています。

15年といえば、長いようですが
いろいろ試行錯誤しながら続けているうちに、
あっと言う間に時が流れていきました。

私どもは、これからもまた、初心にかえり、
今までの反省をふまえて、
一歩ずつ進んで行きたいと思っていいます。

みなさんには、このコンサートに
積極的に参加されることを期待しています。

すべてのことは最初に小さな発想が生まれ、
それを「やろう!」という決心からはじまります。

その発想を具体化して実現させる人は10倍、
それを継続させていける人は100倍の生き甲斐を感じ、
幸福を得ることができるでしょう。

これを「発想の2乗法則」といいます。
ご存じでしたか。
ウフフ・・・。
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NO106 

大震災から1年が過ぎました。
未だ故郷に帰れずにいる人たちが、あまりにも多く、
復旧、復興の道は遠いと感じています。

私どもも時を捉えて、支援に参加してきましたが、
被災地の皆さんにとってはは、
それがとても満足のいくものではないにちがいありません。

しかしながら毎日の報道に接するにつけ、
多くの皆さんが協力しあい、不屈の精神で、
困難に立ち向かっている姿に、
私どもは逆に勇気をもらい
自分も頑張らなければならないと思うのは何故でしょうか。

きっと心は繋がっているのですね。

とすれば、
私どもは、それぞれの分野で、その心を持ち続けながら
精一杯活動していくことが、大切なのではないでしょうか。

今日から新年度。
道路脇に雪の山が残っている弘前ですが、
やがて桜は咲くでしょう。

今、私は、教え子たちが企画してくれた、
10月の作曲コンサートに向けて、
一歩を踏み出します。
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NO105

3月は卒業式の月ですね。
今年卒業する皆さんに、心から幸多かれと願っています。

・・・整然と次第をたどるなかで、様々な学園生活が想起され、
  悲喜こもごもの「気」が生まれます。
  やがてそれは、音と静寂の中で微妙に交錯し、
  高まりながらホールを漂い始めるのです・・・

私はその若い「気」に囲まれてピアノを弾きながら、
何度、別れと出会いを繰り返して来たことでしょう。
そして、その度に、私自身も再生されていくのを意識し、
至福の時を迎えていたのです。

仰げば尊し我が師の恩は
我が教え子の恩なのですね。

  人は一つを卒業すると、新しい始まりが待っていて、
  それを卒業すると、又新しい始まりが待っている。
  好むと好まざるにかかわらず、、
  あらゆる時点において、
  何かを卒業し、新しい旅に出なければならないのです。

・・・たとえそれが、人間自身を卒業するとしても・・・。

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NO104

今日も又雪が降っている。
あとからあとから絶え間なく落ちてくる。

 上みれば虫こ
 中見れば雪こ
 下見れば綿こ
子ども達が長靴で雪面を滑らしながら遊んでいる。
雪を愛でる、なつかしい昔日の風景だ。

しかし今津軽は記録的な大雪に見舞われ
道路脇には積み上げられた雪は
弘前でさえ2メートルを超す。
酸ヶ湯では累積積雪が4メートルだ。

昨日は踏切で立ち往生したトラックが
特急列車と衝突するという事故が起こった。
屋根の雪おろしをはじめとする雪の事故で
ここ15日間で32人が亡くなったという。

 十三の砂山
 米ならよかろな
これも津軽地方に古くから伝わる歌だ。

自然エネルギーが叫ばれている昨今
この雪を利用した発電ができないのか。

裏日本は冬場の一大電力供給地となり、
地元の人たちばかりではなく
日本全体を潤すことになるだろう。

出来ないはずはない。
開発からプラント作りまで、
コストは高いものとなるだろう。
しかし、
毎年の除雪費を考えれば
むしろ安いといえよう。

・・・と20年も前からいっているのだが、
残念ながら私はアイディア止まりだ。

夏の渇水とのバランスをとりながら
若い柔軟な頭脳に
是非挑戦してもらいたいと
期待しているのである。







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NO103

雪 女・・獏不次男 作詩

雪が降る 雪が降る
音もなく降りつもる
鳥の羽毛のような雪の愛撫に
大地も 街も悔いなく眠る
冬の夜更けに
溢れる想いが 夢からこぼれて
雪国の女は 眼を醒ます

艶やかな誇りと 脆い理性で鎧う
双つの丸い砦の谷間に
秘めた想いは
白い炎のように
舞い始める

雪が降る 雪が降る
寝静まった淋しい街を
もつれ舞う二人の雪女

それは

夢とうつつの境界をさまよう
女の心の中に棲む
燃え上がる熱い想いと
冴えかえった理性とが
相抱き 争いながら
白夜のように 仄白い
夜の帷に
妖しくむすぶ
美貌の虚像か 幻影か

雪が降る 雪が降る
音もなく降りつもる
人の世の 歓びも哀しみも
白くつつみ 眠らせる
雪女


大先輩で大親友の獏不次男(阿部次男)先生が逝ってしまった。
昨年の12月19日であった。
あまりにも想いが大きく、しばらく呆然としていた。

そしてこの大雪だ
上に挙げた先生の詩を思い出す。
混声合唱とバレエの為に作曲したものだ
艶やかに舞う2人の雪女であった。

音もなく降り積もる雪は
この哀しみも
白くつつんで眠らせるのであろうか。

彼はいつも
「終わりは始まり」と
言っていたのだから・・・。

ならばやはり、
新年おめでとう!
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NO 102

11月19日、20日の二日間、青森市文化会館で、
全日本合唱コンクール全国大会(大学、職場、一般の部)が開催されました。

青森県合唱連盟としては、初めてのことでした。
(新幹線が開通し、アクセス条件が整ったということでしょうか)

にもかかわらず、その運営ぶりは見事でした。

1年前の視察から始まり、
綿密に計画をたて、何度も会議を開いてその日を迎えた連盟は
理事長がかかげた「おもてなしの心」を十分に反映させ、
事務局長、各部長をはじめ100人余のスタッフが
生き生きと機能しました。
特にステージ進行においては、
2日間とも一切遅滞することなく
予定時間内にすべてを完了させるすばらしいものでした。

演奏面でも、
青森県からただ一つ出演し、美しいハーモニーを聴かせた
みちのく銀行男声合唱団が銀賞を獲得しました。
おめでとう!

そして皆さん、本当にご苦労様でした。
ありがとうございました。

#:詳しい内容はリンクの「青森県合唱連盟」をご覧下さい。
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NO.101

今日、世界の人口が70億人になるそうです。
つまり、今日生まれた子供はみんな70億人目ということになり、
日本ではその証明書を発行するとか。

私が高校の頃は30億人だと記憶していますが、
ここ半世紀のうちに倍以上になったのですね。

日本は現在1億2700万人、10位と覚えやすいですが、
ヨーロッパなどと同じように
今後も減少傾向にあります。

13億人を数える中国は
一人っ子政策によって
近く、インドに1位の座を明け渡すことになるようです。

これからは
エネルギーに加えて食料の確保が大問題ですね。
その両方とも、きわめて自給率の低い日本は、
現段階で、長中期的に
どのようなヴィジョンを持って進もうとしているのでしょうか。

科学は仮説をたててそれに向かい、
作曲も小説も、コーダを予想して書いていくのですがね。

年をとると心配事が増えるようです。

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NO100

光より速いという実験結果が発表されました。
ミューニュートリノという素粒子です。
正に100回にふさわしい話題です。

名古屋大学などの国際研究グループ「国際研究実験OPERA」による
3年間15000回の実験結果だそうです。

ニュートリノを、スイスからイタリアへ、
730キロ、加速器で飛ばしたところ,
光より60ナノ秒(1億分の6秒)速かったそうなのです。
これは光より0.0025%速いことななり、
誤差を考慮しても、現代物理学を揺さぶることです。

小学校のころ光は1秒間に地球を7まわり半すると知らされ,
中学校では、それは30万キロで、
アインシュタインによると、光速は不変であり、それより速いものはなく、
移動においては光速に近づくに従って
時間が遅くなるのだと知りました。

つまり光速になると時間は止まるので、
それより速いということは、
マイナスの時間が想定されるのですね。
ワープ航法やタイムトラベルにつながるのです。
ボクのようなSFファンには、たまらないことです。

しかし前にも「相対論はまちがっていた」という本が出ましたし
実際これから検証してどうなるか注目したいところです。
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NO99

器楽曲と合唱曲の聴衆に与える大きな違いは、
前者が音楽を一人ひとりの感性に委ねるのに対して、
後者は、詩の内容によって焦点をしぼり、
音楽をより具体的に提示出来ることにある。

原作小説を読むのと、それによる映画を観るような違いである。

とすれば、
合唱の表現には、三要素的な構築ばかりではなく
詩を加えた音楽美の実現が不可欠である。

いままで、詩の内容を理解し、
それを演奏者が共有するのは、よくやっていることであるが、
それを具体的に表現するための発声法についてはあまり語られていない。
特に、同じ意味でもニュアンスが豊富な日本語においては、
それぞれの違いを表現する声の研究が求められるのである。

詩人や作曲家の意向を楽譜から読み取り、深く研究し、
それを実現させるためのスキルアップを
情熱をもって持続させるためには、
目標が必要である。

コンクールである。

しかし、目標は順位ではない。
ワンステップの向上である。
順位はその積み重ねによって、おのずからついてくるのである。

そして音楽を通じて、多くの世界を知り、
人間としての豊かな向上と
次世代への絆を目指すのなら

演奏会である。
............
「白い時の提言」

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NO98

明日から8月。
弘前ねぷた祭りがはじまります。
重要無形民族文化財の弘前ねぷたは、今年築城400年祭も重なって、
大型扇ねぷたが60台、組ねぷたや小型のものをまじえると80台余が、
「ヤーヤドー」のかけ声も勇ましく街を練り歩きます。
沿道は待ちにまった観衆で立錐の余地もないことでしょう。

「ねぷた」は「ねむたい」から転化したとも言われ、
囃子は、行進、停止、帰りの3種類があります。

ボクも子どもの頃、町内のねぷたについて回り、
最終日(なぬか日)には「ねぷたこ見でけへー!」といいながら
町内の毎戸を回りました。、
なにがしかのお金やお菓子をいただて、
とても嬉しかったのを思い出します。

でも、最後には岩木川に流しに行くのです。
子ども心にもなんとなく寂しさがあり、
その印象から拙著、女声合唱のための「北国のうた」のなかの
「ねぷた流し」が生まれました。

やがて、終わりは始まりなのだ知ることになり、
ボクの曲の多くは、リング形式をとるようになりました。

実は、ただ単に戻るのではなく、
他の始まりへ転生することもあるのですね。

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