7月といえば、七夕。
天の川を白鳥が飛び、牽牛と織女が1年に1度逢う。
なんて話は、今、知らない子供たちもいそうだ。
それにしても
最近は、星が見える日が
めっきりすくなくなった気がする。
デネブ、アルタイル、ベガ
「夏の大三角」って言うんだよと教えられ、
探した昔が懐かしい。
その中のちょうど白鳥のくちばし部分に位置する3等星がある。
はくちょう座β星「アルビレオ」だ。
もう、だいぶ前のこと、「アルビレオ」という吹奏楽曲に出会った。
保科洋作曲のコンクール課題曲だ。
解説に、「アルビレオ」は世界で一番美しい星とあって、
その音楽と共に魅せられて演奏したのを思い出す。
こうしてみると私は、保科作品を毎年のように演奏していた。
「カタストロフィー」なんか最高だったなぁ・・・。
今年、その保科洋が編曲した「ファンタジア・四季」が演奏されることになった。
「音楽ネットワーク弘前」の合同演奏会だ(11月29日、弘前市民会館)。
曲は「春の小川」「さくらさくら」「ほたるこい」「もみじ」「雪」
そして「ふるさと」の6曲からなる、
今回は混声合唱とオーケストラのためのものである。
とても美しく、正にファンタジックで、
色彩感溢れる保科ワールドを、是非体感していただきたいのである。
今年の8月9日(日)午後2時から、弘前市文化ホールで弘前コンセールリベルテの演奏会が行われ、保科先生が来弘されます。川村先生にも是非来ていただきたいと思っています。よろしくお願いします。
今回保科先生の指揮で演奏する曲は、マーチ「きらめきのとき」(保科洋作曲)、吹奏楽のためのカプリス(保科洋作曲)、白鳥の湖より(保科洋編曲)、アルメニアンダンスパートⅠ(A.リード作曲)となっています。