7月といえば七夕ですね。
幼少の頃、短冊に願い事を書いて笹竹につるしたこともありました。
織女と牽牛は結婚してあまりの楽しさに、
機織りや牛牽きをやめてしまい、天帝の怒りをかって、
天の川の両側にひきはなされたという。
年に一度7月7日に、(たしか)カササギが橋をかけてくれる。
その日が大雨となると天の川の水かさが増し、渉れなくなることもあるという。
「それじゃー、さぞ会いたいだろうな」
小学校に入り、未知の国の地図や宇宙探検ロケットの絵ばかり描いていた私は、
星の名前や星座をいくらかを知ろようになり、
織女と牽牛は、こと座のベガと、わし座のアルタイルだとわかった。
何故白鳥に乗って渉らないのかと疑問を持った。
中学校に入り、「ぽんち絵」と祖母にバカにされながら、
暗黒星雲からやってきた空飛ぶ円盤が、
人間を連れて行くマンガを読んでいた私は、
恒星の寿命は1千万年から、100億年もあると知った。
「なーんだ、年に1度といっても100億回も会っているんじゃないか」
人間は人間のスケールで物事を考えていたのだ。
私達は日常生活のなかで、
ともすれば、自分の知っている範囲で相手を評価しがちである。
「あいつはダメだ」とか言ったら、それは、そのまま鏡に映って、
「おまえはダメだ」と返ってくるようなものなのだ。
フフン!
きっと相手は笑っているに違いない。
七夕は年に一度の自戒の日なのである。

