風の11・・・NO8
「私達も天才かもしれませんね」
私達には両親がいます。
その両親にもそれぞれ両親がいるのですね。
そのようにして歴史を遡っていくと、最初のカップルに辿りつきます。
(これは宇宙が膨張しているので、その逆をたどると、
一点に収束するだろうという発想から
ビッグバン宇宙理論が生まれたことと同じです)
とすれば、
私達は皆、
最初のカップルのDNAを受け継いでいることになります。
(アフリカから移動を始め、ヨーロッパとアジアに分かれて、
当時凍結していたベーリンブ海峡を渡って
北アメリカ、から南アメリカへと移動した、勇敢で探求心旺盛な人類)
その遺伝情報は徐々に薄められながら
何世代にもわたって、全世界の人々の間を行き来しているうちに
当然、各分野における濃淡が生じます。
そのなかで、
或る分野の情報が特に濃く現れた人が
所謂、天才なのですね。
(宇宙大構造で、銀河が多いところと、
ボイドと呼ばれる何も無い空間 があるのと同じです)
では何故
天才が生まれるのでしょうか。
それは私達がいたからです。
私達の遺伝情報が自然に集中して
彼らのそれを濃くすることに協力していたのです。
天才のゴールにアシストしていたのです。
だから彼らも無意識のうちに
その業績によって私達にお返ししているのですね。
でも、どんなに薄められたとしても、
私達も同じ遺伝情報をもっているのです。
人間一人のもつ、60兆の細胞のDNAに
一つくらいは濃いところが潜んでいるかもしれません。
つまり、私達も天才になる可能性はあるのですね。
とすれば、
ボイドではなく、銀河の輝きを引き出すのは
やはり99パーセントの努力でしょうか・・・。

