カテゴリー別アーカイブ: 定期更新
NO 208
復活 15 曲立彦は緊張していた。これから、初めて実際に海底へ潜るのだ。だが、そのことばかりが緊張の原因ではない。何か、途方もない現象に出会いそうな予感がする。 彼は、支えようとするクルーを制して、直径2メートルはあると … 続きを読む
NO 207
東京TW2表チラシ2版 今回、上記のように、東京タワー文化フェスⅡに出品する仕儀に至りました。お時間がありましたら、お運びくだされば、幸いに存じます。 復活 13 「破の舞進行中。ガス移動順調。計画領域浮上予定どうり」コ … 続きを読む
NO206
復活 11 編集部に入ると、槙原恂子は一番に岡田遥之の机に行って、「昨日はご心配かけまして」と挨拶した。明るい声である。みんなが心配して声をかけてくれるのが、心を読むまでもなく肌で感じる。「自分が素直になった時には、技術 … 続きを読む
NO205
復活 9 そして3日後の早朝。曲立彦は、シドニー港を出港する”しんかい6500”の母船”よこすかⅡ”の甲板にいた。黎明の霧の中に、白々とした街並みが徐々に遠ざかっていく。その中程に一際高く、”天の羽衣教団”の異様なビルが … 続きを読む
NO 204
復活 7 所長室に飛び込みドアを閉めると、曲は大きくせき込んだ。「まあ、かけたまえと」いう所長の前のテーブルには、すでにブルーマウンテンが用意されている。 曲は、この研究所に対して疑問を持って以来、所長の落ち着きはらっ … 続きを読む
NO 203
お陰様で無事終了しました。おいでになってくれた皆さん、ありがとうございました。 復活5 六星海洋気象研究所のコンピュータ解析室。壁面の大スクリーンの前には、曲立彦と気象部長をはじめ、20人ほどの研究員が座っていた。「それ … 続きを読む
NO 202
復活 3 恂子は化粧室に行って、今はもうすっかり慣れてしまった方法で、阿井に呼びかけた。何処にいるかも、何をしているかも分からないが、恂子が強く念じると、額の中心の空間に彼の姿が浮かびあがる。だが、現れた阿井は、今までに … 続きを読む
NO 201
復活 1 9月中旬を過ぎると、毎日のように起こっているという無感の地震は、日本ではニュースにならなくなっていたが、中央太平洋では、相変わらず、微震が続いていた。今まで洪水騒ぎを起こしていたワシントン島、ファニング島では、 … 続きを読む

